後頭部の薄毛を突き付けられて大ショック
私は、市民向け講座の企画や実施を生業とする50代です。
たしかに、30代の頃から若ハゲが目立ってはいましたが、
ここ数年は何とか現状維持を出来ていると思い込んでいました。
あの時までは…。
偶然に見てしまった写真の中の後頭部ハゲおじさん
それは、今から半年ぐらい前のことでした。
私は職業柄、司会進行役をこなすことも多々あります。
講座を受講している参加者の様子や、進行役のスタッフの写真などを記録用として写真に収めることを常としているので、私も写真に撮られました。
何枚かの写真のうち、講座の最中、私の背後から撮影されたモノがありました。
それを見た時、私は、これまでにないほどのショックを受けました。
その写真には、見事に薄くなってしまった私の後頭部が写っていたのです。
「えっ、これが自分?」と、にわかには信じ難くて「他の誰かで合ってほしい」とすら思ったほどだったのです。
毎日、鏡を見ていたので、生え際などの状態は把握していました。
しかし、後頭部はわざわざ鏡で見ることはしなかったこともあり、ノーマークでした。ただでさえ薄かったのに、更にここまで進行していたとは…。
妻は平然と「あなたはハゲている」と言い放った
家に帰ると、妻に昼間のことを話しました。
すると、妻はあまり驚いた様子でもなく、
「たしかに、ここ最近、薄毛が進行しているとは感じていた。
でも、もともと薄かったので、五十歩百歩だと思っていた」と
言うではありませんか。
妻のこの言葉は、私の心を激しく傷つけました。
まさに、泣きっ面に蜂といった感じであります。
私は、しばらくは茫然自失といった感じで過ごしていましたが、
ある決断をする契機が訪れました。
皮膚科医に処方された「毛はえ薬」を飲む
私は月に1度、かかりつけの皮膚科に通院していたのですが、
主治医に思い切って薄毛のことを相談してみたんです。
主治医は、それならばということで、
「毛生え薬を処方することもできるが、どうしますか?」と
尋ねてきたので、お願いすることにしました。
その毛生え薬は、1日1回、毎朝飲むように処方されたので、
言われるとおり服用し始めました。
事前に主治医から副作用として、かゆみや湿疹などが稀に出ることがあると、
聞いていました。しばらく使っていたのですが、特に効果は感じませんでした。
そんな、ある日の朝、いつもどおりに毛生え薬を飲んで出勤しました。
すると、車の運転中にだんだんと気持ち悪くなってきました。
会社に着いて、仕事を始める時には、あまりの気持ち悪さに吐き気すら催してくる始末です。
その日は寝不足だったこともあり、たまたま体調が悪かったことと重なったため、
気持ちが悪くなったのだと思いました。
でも、それ以来、しばしば胸がムカムカし、吐き気に苛まれることが増えていきました。完全に薬の副作用だと確信できました。
処方薬は身体に合わなかったと確信する
試用期間が短かったとはいえ効果もなく、
毎朝のように副作用に悩まされたこともあり、結局治療を中止してしまいました。
薬は体質によって合う合わないがあるので、
自分にとって良い薬に出会えるかどうかが重要だと身をもって体験しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。