円形脱毛症の原因と対策
Sさんが円形脱毛症になった時代の背景
・昭和35年1月に運送業界に就職されました。
年令は24歳。
・昭和35年は高度経済成長期が始まった時でした。
仕事は繁忙を極めていて、勤務状況は今の時代では考えられない状態だったと
いいます。
月4週間のうち2週間は通常勤務ですが、残りの2週のうち1週間は夜勤で、
17時、出勤で翌日朝8時の退社。
残りの1週間は7日のうち2日は朝8時から翌日朝8時までの通夜勤務だったと言います。
・給与は固定給5、000円前後で、夜勤手当と残業代が10、000円前後あったといいます。
・このようなことからも如何に過酷な労働条件だったかが解るでしょうと、
振り返っていました。
Sさんが円形脱毛症を発症したのは、就職して半年後の7月頃です。
職場の先輩に指摘されて職場の近くの皮膚科を受診されました。
・医師から指摘された原因は次のようなことだったそうです。
1)睡眠不足
2)途中入社のため先輩に対しての気配りからくる心労(今でいうストレス)
3)生活習慣の激変
・治療は患部に直接、注射をされてとても痛かった記憶があるといいます。
3回くらいの治療で回復したそうです。
治療が終了した時、医師から注意されたこと
・夜勤明けには、昼間に睡眠時間をしっかリ確保すること。
・寝酒は決して深酒をしないこと。
この他にも様々注意されましたが、この2点は特に注意されたといいます。
これらに追加して
東洋医学の私の立場から次のことを追加して提案します。
・東洋医学では伝承医学を尊重します。
次に述べることも伝承医学です。
健康被害にはなりませんので、頭髪の悩み(薄毛・円形脱毛症・抜け毛・ふけ)などでお困りの人は試してみてください。
1)ヌカ袋を作り、それで洗髪してください。
2)洗髪の後、よくすすぎます。その後、洗面器に水を張りその中に食用酢を大匙一杯を入れてよくかき混ぜます。
3)食用酢を入れた水で頭髪全体を洗い、その水を頭皮に軽く擦り込んでください。
4)松葉茶を飲んできてください。ネット販売しています。
追記
夜勤明けによく眠りたいと思って深酒をしがちすが、泥酔すると寝返りもしないので却って疲れます。
寝返りは骨格や筋肉の修復をするために本能的にしているものです。
深酒は百害あって一利もありません。