ふさふさ髪に憧れるブログ

髪は一生の宝もの。美しくありたいものです。

コロナ禍で外国人の技能実習生が偽りの「退職願」へ

目 次

 

 

 

身近にいる技能実習生


親戚の叔父が利用しているデイサービスでは、
半年ほど前からベトナム人の女性がスタッフとして
加わっているそうです。

 

他の職員とも友好的な雰囲気で、
彼女は入浴部門の責任者的立場でがんばっていて、
どの利用者にも優しくしてくれるので、
人気者だというのです。


彼女の名前はAさん。

 

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叔父が聞いたそうです。
「ほかの国ではなく、どうして日本を選んだの?」って。

 

すかさず返ってきた答えは
「日本は技術などが優れているから。それに日本の文化に憧れているから」

 

しかし、やや口ごもり勝ちに吐露した言葉は、
「故国のベトナムよりも数倍もいい給料が入るから」と。


Aさんが答えた「日本では給料がいいから」という答えに
叔父は真実を見たようだったと私に語ってくれました。

 


NHKテレビの報道で知った裏事実

 

憧れの日本へ技能実習生としてやってくるのに、
支度金100万円を用立ててもらったベトナム男性のBさん。

 

スーツケース1つで寮を出ることに。


職場に「退職願」を出したので、寮にさえもう居られなくなったのです。

が、実は「依頼退職」ではなく実質的な「解雇」だったとか。


日本語がまだよく分からないことに付け込まれて、むりやり
書類にサインをさされたそうです。

 

書面には日本語に対比するベトナム語も書かれていたものの、
サインを拒むと3時間も説得され、その結果、不本意ながら認めたのです。

 

 

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ここに至る背景にはコロナ禍の影響があって、企業側が人員削減を
決意し、真っ先に外国人であるBさんが標的にされたようです。

 

が、企業側が一方的に技能実習生を解雇するのはマズイと思い、
半ば強要してBさんを退職させたのが実情だとか。

 

Bさんは語っていました。
「借入金はまだ完済していないし、仕送りが途絶えると国の家族の
生活が成り立たない。住む所も失って絶望的だ」と。

 

技能実習制度とは


技能実習制度の目的とは、企業などが外国人を受け入れて働いてもらい、
それによって得られた技術や知識を国に持ち帰って、
母国の発展に活かしてもらうというの制度です。

 

制度の開始は1993年です。


当時は「研修」と付いていたので、「教育」の要素が強い制度でした。

1年目は研修期間で、そのうち1/3は座学とされていたので、
現場での就労はありませんでした。


2009年には入管法改正がなされました。


在留資格に「技能実習」が設けられたため、従来の研修期間がなくなり、
来日すればすぐにでも「技能実習」が可能になりました

現在は約38万人の技能実習生が滞在しています。



「技能実習は、労働力の需給の調整の手段として行われてはならない」
技能実習法 第3条第2項

 


受け入れ方式

企業単独型:海外の現地法人や合併企業の職員を受け入れて技能実習を実施する方式

団体監理型:事業協同組合や商工会議所などの営利目的としない団体が技能実習生を受け入れて、事業実習を実施する方式。

参考:公益財団法人国際研修協力機構

 

 

相談窓口 

 

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公益財団法人 国際人材協力機構 JITCO

JITCOでは母国語相談ホットラインを設けています。
外国人の母国語で通報や相談ができる窓口では電話相談だけでなく、
メールでの相談にも対応しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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