スマート・ライフ・プロジェクトで健康寿命を延ばそう
目 次
スマート・ライフ・プロジェクトとは
Smart Life Project
「健康寿命をのばしましょう」をスローガンにした国民運動。
「健康寿命をのばしましょう。」をスローガンに、国民全体が人生の最後まで元気に健康で楽しく毎日が送れることを目標とした厚生労働省の国民運動です。
運動、食生活、禁煙の3分野を中心に、具体的なアクションの呼びかけを行っています。2014度からは、これらのアクションの他、健診・検診の受診を新たなテーマに加え、
更なる健康寿命の延伸を目指し、プロジェクトに参画する企業・団体・自治体と協力・連携しながら推進しています。
https://www.smartlife.mhlw.go.jp/about/
普段から元気に体を動かすことで、
糖尿病、心臓病、脳卒中、がん、足腰の痛み、
うつ、認知症などになるリスクを下げることができます。
1)あと10分歩きましょう。
歩くことは生活習慣病を予防してくれます。
つまり、健康的な生活を送る基本ですね。
歩くことが健康によいと知っていてもいったいどれくらい歩けばいいのかと
不安に思う人も多いことでしょう。
生活習慣病の予防には、
男性で9000歩、
女性で8000歩が目安といわれており、
平均的な歩数に足りないのは、あと1000歩。
時間にして10分程度。
これなら、できそうですよね。
一人ではくじけそうになるとお考えなら、友達をさそうとか、
スマホや音楽プレーヤーなどで音楽を聴きながらなら、
続けられたという例も多いようです。
これでなくちゃという考えは捨てて、ご自分のスタイルでいいと思います。
また、障害などがあって十分に動けない人は、
腕や首、腹や背中を積極的に動かすなどして
無理のない範囲で体の筋肉を動かしたり力を入れたりするだけでも
代用できますね。
https://www.smartlife.mhlw.go.jp/disease/exercise/
2)1日あと70gの野菜をプラス
野菜不足は、あとトマト半分。
実は、日本人は結構、野菜を食べています。
すでに毎日約280gの野菜を食べている勘定になります。
生活習慣病予防の観点からは推奨される野菜の量350gに、あと少し、
トマトなら半分。
野菜炒めなら半皿分。
これならできそうじゃありませんか?
出来れば朝食や昼食でプラスするといいでしょう。
この量を食べやすくするには、生野菜でなく温野菜にするといいでしょう。
スープや煮物にするとまた違った味や食感を楽しむことができます。
3)禁煙でタバコの煙をマイナス
タバコを吸うことは健康を損なうだけでなく、
肌の美しさや若々しさを失うことにもつながります。
タバコには4000種類もの有害物質が含まれています。
この際、禁煙して、ご自分の健康はもとより、
ご家族の健やかな生活保持のための行動をとりましょう。
タバコをやめて健康寿命を延ばしましょう。
私の知り合いのドクターはこう言うそうです。
「命をとるかタバコをとるか」って。
でも、きっぱり禁煙するには、よほどの強い決意が必要で、
身体に大きなダメージを受けてからでないと断行できてないのが
現実だとも語っていました。
要は、喫煙の害を安易に考えているってことのようです。
自分の体なのに。
【強烈...】日本対がん協会の禁煙ポスター
— ハフポスト日本版 / 会話を生み出す国際メディア (@HuffPostJapan) 2020年9月17日
2020「満たされて、侵されて。」
2019「吸われているのは、人間です。」
2018「進行しています、体内汚染。」
2017「まとわりつく。つきまという。逃げられない。喫煙リスク」
2016「吸うほどに、蝕まれていく。」
・
・https://t.co/Z6njlQ7ptj pic.twitter.com/Oky1hPK1ME
4)健診・検診を怠らない
健診:健康保持のために現状を知って問題があれば改善することが
目的です。
検診:がんなどをはじめ、命に関わる病気の早期発見・治療を
可能にできる検査です。
「自覚症状がないから」「自分の体は一番よく知っているから」などと
自分で決めつけて未受診のまま放置するのは危険です。
生活習慣病のほとんどは、症状が現れたときには深刻な状況に
なっていることが多いことを知りましょう。
「人間ドック」「生活習慣病検診」「定期健康診断」って、自分の命を守るためには、とても大切なことだって思います。https://t.co/iFOg3CPVQ1
— 相互・フォロバ100%◢⁴⁶ まきちゃん (@11miru5) 2020年9月17日
プラス10の効果
誰も好んで認知症になりたくはありません。
でも現実は、2018年時点で
高齢者の約7人に1人が認知症になっているのです。
認知症になって周りの人やお子さんたちに迷惑をかけたいですか?
もちろん「ノー」ですよね。
だったら、「転ばぬ先の杖」です。
やるのは、今。
1日に40分ほど体を動かす高齢者は、
10〜15分ほどしか動かさない人に比べて、
関節痛や認知症になるリスクが20%も低いことが分かっています。
じっとしている時間をなるべく減らしましょう。
座りっぱなしや横になりっぱなしをやめ、軽い作業などで
プラス10を心がけましょう。
がんばりましょう。